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ベースの作り方(その⑤)

では、ベースの続きです。前回でベースに色をつけられる状態まで行ったのですが、全体の作業的に本体のポーズ決めをした方がいいので、それをします。

IMG_1422.jpg
前回にこんな感じでいこうと決めたので、この方針で行きます。
左足が少し上がって、右足に重心がかかったポーズです。立ったポーズの場合左右の足に若干の高低差があった方が表情がでますので、オススメです。
人が自然に立っているときは必ずどちらかの足に重心がかかっていますので、どちらの足に重心がかかっているかを意識してポーズを決めましょう。
ロボットは人じゃないから関係ないと思うでしょうが、キャラクターロボの場合でもどうせ感情移入して人型のキャラクターとして見ると思いますので、意識して損はないです。それに、ロボットでも重心はありますからね。

ポーズを決めるときは自分で実際にポーズを取って鏡で見るのもいいです、その時に重心や肩や腰の位置、首や背骨のひねり具合を確認しましょう。
絶対では無いですが、楽なポーズの方が重量感を、少し苦しいポーズは緊張感を感じさせ易いです。
個人的な感想ですが戦隊の決めポーズやいわゆる必殺技のポーズはあまりお薦めしません、あれらは全体の動きの流れの中で意味を持つもので、展示品としてはややチープに見えるような気がします。これはあくまで個人的な感想です。

IMG_1434.jpg
まず下半身を固定します、そうしないと上半身が決まらないですからね。

IMG_1435.jpg
受け側にダボがわりにアルミ線を埋め込み、メンソレータムを離型剤がわりに塗ります。

IMG_1436.jpg
軸側にエポパテを盛って受け側に押し付けながらポーズを作っていき、そして半硬化後に剥がします。

IMG_1437.jpg
脚の付け根部分にも行います、このキット実はフリーポーズ仕様で脚の付け根部分の筋肉状のディティールが別パーツになっているのですが、使いません!
このパーツを使うと曲がる範囲が制限されてい思ったようなポーズが取れないのです。

IMG_1438.jpg
膝部分です、各関節部はこの時点では筋肉状のディティールは入れてません、状況にもよりますが、まず各関節の角度を決めてからの方が作業がしやすいです、出来るならエポパテ硬化後に一回り小さく削ってディティールを入れる方がいいと思います。オーラバトラーで1/72サイズぐらいの場合はこの時にディティールを一緒に入れたほうが楽かもしれません。自分がやり易い方法でやってみてください。

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No title

アラバキさん、こんばんは^^
フリーポーズ仕様ともなると場合によっては、関節の筋肉表現のパーツまで付いてくるんですね。最近のは凄い!
だが、そのパーツに囚われすぎるとかえっていいポーズ取れないので、むりやり使うこともないという事なのですね。
1軸入れるだけと思ってたら足首とか、ダボになるようあと2本短いの刺して押し付けてる!
こうやってガレージキットのポーズって変更していくものなんですね。
ものすごく興味深いです!

あとズワース、赤と黒のコントラストがついてくると途端に「らしく」なりますね。
こちらも楽しみです〜

No title

かさばる兄さん様
いつもコメントありがとうございます~

普通はガレージキットをポーズをこんなに変更したりしないですよね~、
でも、ポーズ変更ができるようになると更に面白いですよ。

機会があればぜひやってみてください。
プロフィール

arabaki.toshi

Author:arabaki.toshi
なんか、オーラバトラーをずっと作っている者です。一応、個人的な製作依頼も受けております。不定期で完成品を出品
しています。
最近はガンダムの艦艇も1/550で作っていますね。。。
cyoppermesu@yahoo.co.jp

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